『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』とは?野村監督名言に学ぶ

スポンサード リンク

 

野村監督の名言として知られる、

『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』ですが、

言葉どおりの意味としては、
まぐれで何が何だか分らないうちに勝てちゃうことはあるけど、
まぐれで何が何だか分らないうちに負けちゃうってことはない。

という事になりますね。

野村監督が野球の監督として言いたかった事を考えてみたいと思います。

 

『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』意味は?

 

プロ野球になりますと、シーズンで年間140~試合ものリーグ戦が行われます。当然のことながら、全試合に勝つということは出来ません。その中で何試合かは「負けそうだったのに不思議と勝てたケース」や反対に、「勝つと誰もが思っていたのに何故か負けてしまったケース」も出てきます。

このようなケースで負けた時には、例え一見不思議でも、「必ず負ける要因」があったのです。「負ける要因はないのに、今回は不思議と負けてしまった」ということはないということです。

ですから負けてしまった場合、「今回は仕方なかった」や「そういう時もある、次に頑張ろう」などとあやふやなままにしておくのではなく、負けた原因を冷静に分析し、その原因を排除していく、そしてさらに対策を講じ次に繋げていくことが大切だということでしょう。

これは負けた場合のことだけを言っているのではありません。

「不思議の勝ち」についても、「ラッキーだった」といって気を緩めてはいけません。相手チームの立場に立てば、負ける原因が必ずあったということですから、そこをちゃんと分っていない限り自分のチームにも起こりうることなのです。

チーム順位や個人成績は、長丁場の試合の中で大差がついて決まる時もあります。ですが、ほんの数試合の点差で決まってしまうこともあるのです。長丁場のシーズンでも、その1試合1試合がチームの順位や個人成績にかかっているのです。さらには、1つ1つのプレーもおろそかには出来ないという事です。

野村監督がここで言いたいことは、負けた時だけでなく、勝っている時も奢ることなく、むしろ「不思議の勝ち」の時だからこそ慎重になってそこに向き合っていく必要があるという事ではないでしょうか?

この名言ですが、かつて少年少女たちを中心にテニスブームを巻き起こしたスポコン漫画「エースをねらえ!」でも登場しています。実は、「エースをねらえ!」にはこういった深い言葉がちょくちょく出てくるんですね。この漫画の中では、宗方コーチの無二の親友「桂大悟」氏が言っているのですが、大人になった今読み返すと、この漫画から多くのことを学べそうだなあと感じます。

 

元ネタはあるの?

 

『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』

この名言は野村監督の言葉として有名ですが、もともとは江戸時代後期の平戸藩主、松浦静山の言葉だそうです。松浦静山は大名ながら剣術の達人でもあり、剣術書「剣談」の中にその名言が書かれています。

松浦静山著 剣術書「常静子剣談」から

予曰く。勝に不思議の勝あり。負に不思議の負なし。問、如何なれば不思議の勝と云う。曰く、遵レ道守レ術ときは其心必不レ勇と雖ども得レ勝。是心を顧るときは則不思議とす。故に曰ふ。又問、如何なれば不思議の負なしと云ふ。曰、背レ道違レ術、然るときは其負無レ疑、故に云爾客乃伏す。

「道に従い術を守るときは、その心必ずしも勇ならずといえども勝を得。これ心を顧みるときは則ち不思議とす。故に云う。」また問う、「いかなれば不思議の負なしという」。曰く、「道に背き、術に違う。しかるときその敗ること疑いなし。故に云うのみ」。客乃ち伏す。

つまり・・・・?

ここで書かれている「道」というのは、道理ともとれますし、「剣道」とか「武道」とかの「道」ともとれます。その「道」にあった術を守っていれば、本人がそれと自覚していなくても勝つものであり、負けたときは術が「道」に合わなかったからで、その理由は必ずある。

というような意味なのかなと解釈しました。野村監督の言葉にしても、松浦静山の言葉にしても、結果が求められる世界においては、このあり方は欠かせないものだと思いました。

 

まとめ

 

この名言は野球に限ったことではなく、他のスポーツはもちろん、ビジネスや恋愛についても当てはまることは多いなと感じます。

「何だか分らないけど稼げてしまった」ということはあっても、
「何だか分らないけど稼げない」ということはない。
稼げない理由は必ずある。

「何だか分らないけど、恋愛が上手くいってる」ということはあっても、
「何だか分らないけど、恋愛が上手くいかない」ということはない。
恋愛が上手く行かない理由は必ずある。

ってことですね。そういえば思い当たることも・・・・ん~

 

 

スポンサード リンク

» «

あわせて読みたい関連記事

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ