砂糖のとり過ぎは糖尿病になるって本当?1日に摂ってもいい量は?

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一般に言われる「砂糖の害」の中で、「糖尿病」があります。糖尿病はひどくなると、高血圧、脂質異常にもなりやすく、様々な全身の合併症を引き起こすリスクが高まるため注意が必要です。

糖尿病の原因として、「甘いものが好きな人は糖尿病になる」と思っている人も多いのですが、それは誤解です。糖尿病という名前が砂糖をイメージさせるようですが、砂糖は糖尿病の直接の原因にはなりません。

 

「甘いものが好きな人は糖尿病になる」って本当?

 

「糖尿病」という名前に「糖」があるため、砂糖が原因と思う人が多いのですが、実は砂糖が直接的な原因になることはありません。糖尿病患者が糖尿病にかかる前の砂糖摂取量は、健常者よりも少ないという成績も報告されています。

実際は、遺伝や生活習慣、 ストレスによるもの。
糖尿病イコール砂糖の摂りすぎ、ではありません。

ただし、日本人に多い2型糖尿病は肥満が引き金になることが多いことから、甘党でも辛党でもカロリーの摂り過ぎは、糖尿病への近道となってしまいますので注意が必要です。

参考サイト ・Science@Sugar ・農畜産業復興機構

 

砂糖の害の科学的根拠は?

 

砂糖の害に対し、国内外の専門家達はどのように考えているのでしょうか?
専門家達は、現在一般に言われている砂糖有害論に「科学的根拠はない」としています。

FAO(国連食糧農業機関)*・WHO(世界保健機構)*はこう宣言しています。

砂糖摂取が子供の行動過多(HYPERACTIVITY)や糖尿病に直接結びつくことはない。 砂糖摂取が肥満を促進することはない。砂糖有害論には科学的根拠がなく、砂糖は安全な食品であることを宣言しました。(1997年4月宣言)
~引用 http://www.sugar.or.jp/health/0601.shtml ~

FAO(国連食糧農業機関)*とは、174ヵ国とECが加盟する専門機関で、世界の栄養水準の向上、食糧と農業生産の増大、農村地域の生活改善、技術援助等を任務としています。

WHO(世界保健機構)*とは190ヵ国が加盟(準加盟国・地域2)する専門機関。ジュネーブに本部を置き、伝染病の撲滅をはじめ、すべての人々に可能な限り高い水準の健康をもたらすことを目標としています。1946年設立。

 

また、2000年に東京で行われた評議会の結論として東京宣言が発表されました。
それは肥満や糖尿病などの原因とされている砂糖が本当に体に悪いのか、という問題について国内外の専門家を招き、科学的な視点から徹底的に検証し、その結論として出されたものです。

東京宣言本文
自然の恵みの産物である砂糖は、古くから私たちの食生活にとって欠くことのできない食品として生き続けています。
「甘さ」は、人間が本能的に求める味覚であり、砂糖の天然の甘さは、私達の心を癒し、生活を豊かで潤いのあるものにしてくれます。
また、砂糖は私達の体と脳のエネルギー源として、大切な栄養素であり、脳内のセロトニンを増すことで、精神を安定させます。
ところが昨今、砂糖と健康に関する様々な誤った俗説が流布されていましたが、幸いなことに、近年、FDA(米国食品・医薬品局)やFAO/WHOの権威ある専門機関による科学的な検証に加え、2日間に渡るフォーラムに於いて、それらの俗説が科学的に誤りであることが、より明らかにされました。
私達は、本日のフォーラムの結論として、21世紀に向けて、砂糖が安全で有益な食品であることを、ここに宣言いたします。

~引用 http://www.sugar.or.jp/health/0601.shtml ~

(2000年6月17日・18日開催)<主催:社団法人糖業協会、精糖工業会、砂糖を科学する会/後援:農林水産省、農畜産業振興事業団>

 

砂糖は1日どのくらいとっていいの?

砂糖が「肥満」や「糖尿病」の直接の原因ではないことは分かりました。
ただデザートやジュースなどの「甘み」のあるものは美味しくてつい摂り過ぎてしまいますよね?摂りすぎた場合はどうなのでしょう?

農畜産業復興機構によると、甘いものが直接肥満の原因になるのではなく、美味しくて過剰にとってしまうことが問題。と書かれていました。

さらに1日の使用量としてどの位まで許されるのかについては、こうありました。

糖尿病患者において、調味料と出来上がり商品などに含まれているものも含めて、それは1日量として30g位、最大限40g位までは許容できるのではないかと考える。

 

現代の日本人の1日の平均摂取量が52gほどです。
これはティーシュガー(5g)の10本分にあたります。糖尿病患者が最大40gまで許容できるのなら、健康な人の50g/1日はそれほど多くはないですよね。調味料やお肉などの食材、加工食品などに含まれる砂糖の量を考えても、家で手作りの食事を取る人なら、許容範囲なのではないでしょうか。

それ以外に外食が多いとか、習慣的に甘いものを摂取する人は、過剰に摂りすぎてしまうことがあるので気をつけた方が良さそうです。お菓子やジュースに含まれる砂糖の量は以下の通りです。

【お菓子やジュースに含まれる砂糖の量】
ショートケーキ30g、シュークリーム1個 8g、コーラ500ml 54g、缶コーヒー500ml 50g、ポカリスエット500ml 36g

 

まとめ

まとめると、
・砂糖が直接糖尿病の原因になるわけではない
・ただし、日本人に多い2型糖尿病は肥満が引き金になることが多いので、カロリーの摂り過ぎに注意する必要があります。
・カロリーの摂り過ぎを防ぐためにも、普通の食事以外に甘いものを摂取する時は気をつける必要があります。

そのほか、肥満の原因についてはこちらの記事をご覧下さい
砂糖の害って本当?砂糖が肥満の直接の原因ではなかった!

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