春一番の定義や語源は?春一番と木枯らし一号は何故呼び方が違うの?

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春一番が吹くと、冬物のコートを脱いで軽やかな服装に変わりたくなりますね。

そもそも春一番ってどの風のことを指すのでしょうか?

春一番について気になることを調べてみました。


春一番 の定義は?


春一番の発生条件及び認定基準は、地域・気象台により、多少異なります。

立春から春分までの間で、日本海で低気圧に向かって、南側の高気圧から10分間平均で風速8m/s以上の風が吹き込み、前日に比べて気温が上昇することを発生条件とするとあります。

また、春一番は必ずしも毎年発生する訳ではなく、風が春分の日までに気象台の認定基準にあてはまらず「春一番の観測なし」とされる年もあります。

北海道と東北、沖縄は春一番の発表はありません。

春一番は年によって幅広く観測されており、気象庁が関東地方の春一番の観測を始めた1951年(昭和26年)以降、最も早く観測されたのは1988年(昭和63年)の2月5日、最も遅く観測されたのは1972年(昭和47年)の3月20日となっています。


春一番の語源は?


気象庁は「春一番」の語源についてこう紹介しています。

春一番の語源には諸説ありますが、安政6年(1859年)2月13日、長崎県壱岐郡郷ノ浦町(現・壱岐市)の漁師が出漁中、おりからの強風によって船が転覆し、53人の死者を出して以降、漁師らがこの強い南風を「春一」または「春一番」と呼ぶようになったそうです。

一方、長崎県では、この事件以前から郷ノ浦町で「春一」と呼ばれていたものが、事件をきっかけに広く知られるようになったとしています。

この故事により、1987年(昭和62年)に郷ノ浦港近くの元居公園内に「春一番の塔」が建てられています。

その後、民俗学者の宮本常一が研究のため郷ノ浦町を訪れてこの「春一番」をいう語を採集し、1959年(昭和34年)に壱岐で用いられている語として『俳句歳時記』で紹介しました。

これをきっかけに、「春一番」は新聞などで使われるようになり、一般に広まったとされています。



春の春一番と、秋の木枯らし一号は何故呼び方が違うの?


春一番は昔から漁師の間で使われていた言葉だそうです。

また木枯らし一号については、気象庁の職員が使用していて定着したようです。

台風で使う「1号」にならったのではないかとされています

一般的に言われている「春一番」ですが、なんと方言があるんですね。

北陸地方の加賀や能登では古くから春一番に相当する暖かい南風のことを「ぼんぼろ風」と呼ぶんだそうです。


まとめ


春一番は、雪崩や融雪洪水などの気象災害や海難事故をもたらすことが多いそうです。

また春一番のあとは、天候が悪化しやすいので体調管理には十分注意したいものですね。

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