コレステロールって?悪玉コレステロール値が低くても安心できない?

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「コレステロールが高いと言われたので薬を飲んでいます」
「卵はコレステロールが高いから控えるようにしています」
など、コレステロールを気にする人が増えてきています。

ですが、

「コレステロールって高いとどうなるの?」
「どんな病気になるの?」
などよく分からずにコレステロールを気にしてたり、
薬を飲んでるって人も多いのではないでしょうか?

2014年4月に放送された「主治医が見つかる診療所~コレステロールの新常識~」では、
今までのコレステロールに対する考えが覆されるような内容がたくさんありました。

動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞の要因と言われてきた悪玉コレステロール、
実はコレステロールが低い人もそういった病気のリスクがあったんです!

そこで、この番組で紹介されていた
「コレステロールの新常識」をまとめてみました。
今まで一生懸命コレステロールを下げようとしていた人には必見です!

 

「コレステロールが高い人が心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい」は誤り!

 

今までの常識では、
「コレステロール値が高いと血管が詰まって動脈硬化になり、
心筋梗塞や脳梗塞になりやすい」といわれてきました。

ですが近年、
「コレステロール値(LDL悪玉コレステロール)が低くても、
心筋梗塞を起こすことがある」ということが分かり、

「コレステロール値が高いということは、
あまり心筋梗塞や脳梗塞とは直結しないのでは?」
と言われるようになってきました。

まずはコレステロールについて学んでいきましょう。

 

コレステロールって?

 

コレステロールは、その7割が肝臓で生成され血管を通って体内に運ばれます。

悪者にされがちなコレステロールですが、コレステロールは、
細胞の膜の原料」になったり、「ホルモンの材料」になったりと
実は私たちの体にとってとっても大事なものなのです。

 

コレステロールの基準値は?

 

日本動脈硬化学会によると、コレステロールの基準値は、

HDL善玉コレステロール 40以上 95未満 mg/dl
LDL悪玉コレステロール 70以上140未満 mg/dl
総コレステロール   140以上220未満 mg/dl
となっています。

ここで気にされるのが、このLDL悪玉コレステロール値。

この値が基準値を超えると、(または善玉(HDL)コレステロールが40mg/dl以下の場合)
血管を詰まらせる原因になり動脈硬化になるといわれています。

それがひどくなると、
心筋梗塞脳梗塞のリスクが高まってきます。

 

大切なのはHDL善玉コレステロールとLDL悪玉コレステロールの関係

 

一般的な血液検査で、このLDL悪玉コレステロールが基準値を超えていると、
「コレステロールの薬」を出されていたと思います。

ですが、ここ近年
「LDL悪玉コレステロール値が高くても動脈硬化にならない人もいれば、
LDL悪玉コレステロール値が低くても動脈硬化になる人もいる」
ということが分かってきました。

この番組の冒頭で、心筋梗塞で救急車で運ばれた男性(55才)がいたのですが、
この男性はなんと、
HDL善玉コレステロール値は48mg/dl
LDL悪玉コレステロール値は123mg/dlで基準値内の正常値、

しかも毎年人間ドックを受けていて、喫煙もしないだったのです。

つまり、心筋梗塞や脳梗塞などの病気には、
「LDL悪玉コレステロール値」だけが関係していたのではなかったのです。

 

動脈硬化のリスクは悪玉コレステロール値ではなくLH値を見よ!

 

現在では、

「コレステロール値が高いということは、
あまり心筋梗塞や脳梗塞とは直結しない」いうことが分かってきています。

では、最近では何を診断の目安にしているのかというと、

それは、
HDL善玉コレステロールとLDL悪玉コレステロールの比率 = LH比

です。このLH比が診断の目安として重視されてきているのです。

 

LH比とは

 

LHとは、

「LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値」のこと

LDL悪玉コレステロール値が正常であっても、
HDLコレステロール値が低いと心筋梗塞を起こす例が多いため、
予防には両方のバランスを示す数値(LH比)が参考となります。

LH比が2.5以上だと動脈硬化や血栓のリスクが高いため、
「ほかの病気がない場合は2.0以下に」、
「高血圧や糖尿病がある場合、あるいは心筋梗塞などの病歴がある場合には1.5以下に」
を目安とする病院が増えています。

たとえば番組ゲストで出演していた松崎しげるさんの場合、

HDL善玉コレステロール値45mg/dl、LDL悪玉コレステロール値145mg/dl、でした。
LDL悪玉コレステロール値だけどみると基準値の140mg/dlを少し超えていますが、
医師の先生によるとこのくらいの数値の人はたくさんいるそうです。

ここで問題になるのは、LH比でした。

松崎しげるさんのLH比は「145÷45=3」でLH比は3.2となります。

さらに松崎さんはタバコを吸うため、かなり病気のリスクが高まると言われていました。
(番組の後半でこのLH比を下げる方法をちゃんとやっていました。このブログでもまとめています)

ちなみにこのLH比、昨今ではお医者様の中では「常識」となっていますが、
LH比を重要視するようになってきたのはここ数年のことなので、
血液検査結果に載っていないこともあるみたいです。

うちの地元の健康診断結果にはLH比は載っていませんでした。
そういう方は、ぜひご自分でLH比を出してみましょう。

LH比=「LDL(悪玉)コレステロール値÷HDL(善玉)コレステロール値」です。

基準は下を参考にしてください。
「他の病気がない場合はLH値は2.0以下に」
「高血圧や糖尿病がある場合、あるいは心筋梗塞などの病歴がある場合には1.5以下に」

 

まとめ

 

いままで言われていた常識の、
コレステロールが高い人が心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい」⇒ は×

ここで言われていた新常識は、こちら!

「LH比が高い人が、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい」

これからは、悪玉コレステロール値ではなく、
LH比をチェックするようにしましょう。

次回は、LH比を改善するには?です。

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